歌仙会と甲子園

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歌仙会は夏のお稽古会。通常の
紋付ではなく、先生方はじめ参加者
全員浴衣ですので、浴衣会とも。

かつて(現在もあるかも知れません)、
玄人の先生方の間で素謡を36番、
朝から晩までかけて謡い通す特訓が
あったそうです。三十六歌仙にちなんで
歌仙会。名前は雅やかですが、
内容はかなりハードですね。
素人の夏の稽古会もそれに倣って
歌仙会と呼ばれるようです。

仕舞・独吟・連吟・素謡・能と、
盛り沢山の番組でした。
私は仕舞『春日龍神』、独吟『屋島』の
「語り」から「松風ばかりの音淋しくぞ
なりにける」まで、素謡『通小町』のおワキ、
同じく『正尊』のおツレ(義経と姉和の二役)を
させて頂きました。素謡は地も謡わせ頂き、
堪能致しました。

11月23日の「学園能」で、お能を出される
大学の能楽部の学生さん達も熱演でした。
『加茂』と『小鍛冶』の2曲。後で口々に
「まだまだ精度が…。」とおっしゃってましたが、
ひたむきさが伝わってくる気持ちの良い
舞台でした。これからの2ヶ月、悔いの
残らないように頑張ってくださいね。
若い時にお能が舞えるのは素晴らしいことで、
とても羨ましく思います。青春っていいなあと、
照れずに言えそうです。

毎回舞台を観にきてくれる連れ合いですが
今日は欠席。どうしても人の遣り繰りが
つかず仕事を休めなかったのです。
ところがなんと職場で甲子園のバックネット裏
グリーンシートのチケットがまわって来たそうです。
今日の対横浜戦です。有難く頂戴して終業後
ただちに甲子園に向かったそうです。
人間万事塞翁が馬、陰徳を積めば陽報あり、
正直の頭に神宿る、早起きは三文の得。
写真は7回攻撃前の風船飛ばしです。

歌仙会が終わって真っ直ぐうちに帰る
つもりでしたが、連れ合いから野球観戦に
行く旨のメールが入り、会の後席(懇親会)で
頂戴したお酒が呼び水になったこともあり、
足は自然に先斗町の上燗やさんへ。
舞台の高揚した気分と緊張からの開放感とが
錫のコップに注がれたお酒に溶けてゆき…。
連れ合いが快勝の試合終了後に合流した
頃にはすでにヘベのレケレケ状態。
虎の応援に行っている間に亭主が大虎に
なっていたというわけです。

3~4時間はお店にいたはずなのですが、
何をしゃべったのか歌ったのか、思い出す
手がかりすらありません。ただ楽しかったという
気分だけが翌朝、目を覚ます時までは
残ったのですが…。

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この記事へのコメント

2006年09月13日 17:04
(笑)それはさぞかし良いお酒だったのでしょうね。

それにしても、それで「歌仙会」なのですか。
素謡を36番・・・、徹夜ですかね・・・?
でも、これを知ったからには、もう私も漢字を間違えないでしょう!
月下酔 黙琴堂 主人
2006年09月14日 21:57
>Nさん
その時は楽しい良いお酒だったのですけどねえ(苦笑)

「歌仙会」わたしも詳しくは存じませんが、楽屋等を使って同時進行で行われるようにも聞きました。「六歌仙」でも、けっこうな特訓ですけどね。

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