五代目「桂米団冶」襲名へ

落語家 桂小米朝が、上方の大名跡
「桂米団冶(かつら よねだんじ)」を襲名。
来年10月に南座で披露興行を行うと
発表がありました。

米団冶は師匠であり父親でもある桂米朝の
師匠の名前。米朝も本来は米団冶の前名ですが、
当代がとても大きな看板にされました。
小文枝が文枝を嗣がれたように、小春団冶が
春団冶を虎視眈々と伺っている(?)ように、
小米朝が米朝を嗣ぐのが自然かと思って
いましたが、荷の重いことではあったでしょう。

師匠を差し置いて大師匠の名前を嗣ぐ。
出藍の誉れと申せますが、意地の悪い見方を
すれば半世紀以上途絶えていた、つまり
知っている人の少ない看板を引っ張り出すことで
米朝襲名を回避しつつ、上方落語界の活性化を
図ろうという妙手、妙案と思います。
ニュースを見た時、「その手があったか!」と持った盃
下に置き、小膝叩いてニッコリ笑ったものです。
どこからも文句は出ないのではないでしょうか。
「芸人は末路哀れは覚悟の前」が口癖だった
という先代。平成の米団冶はどんな活躍を
見せてくれるでしょうか。

何はともあれ、戦後に滅びかけたと言われる
上方落語も近年は隆盛。これからも多くの名跡を
復活させて、名実共の発展を期待したいです。

旧暦[六月六日 六月節小暑]

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